僕とサイベリアン③ ~ネコアレルギーの僕がネコを飼いました~

悪夢再来
無邪気に走り回る2匹のネコ「エキゾチックショートヘア」。
僕のシックスセンスが反応してからは早かった。
まず「鼻のムズムズ」。
そして鼻から、とめどない「さらさらのお水」。
次に「鼻が詰まって」、「くしゃみ」100連発。
今回もいつも通り、きちんと大爆発のくしゃみが100回近く続いた。
それだけで一日、何もする気が起こらないくらいクタクタになる。
ちなみに、そんな猛烈なくしゃみは1回で、100mを走った時と同等のエネルギーを消費するそうだ。その消費エネルギーはなんと4キロカロリー!! くしゃみを立て続けに5回もすれば、角砂糖約1個分ものカロリーを軽く消費することになる計算だ。
「ハックション!」と大きなくしゃみを1回するだけで、100メートルを走った時と同じエネルギーを消費するとは・・・。花粉症、ネコアレルギー等によってくしゃみに悩まされている人にとっては意外な朗報かもしれない・・・。その他にも
- おもいっきり鼻をかむ→「2キロカロリー」の消費
- 鼻水はカップ半分(100ml)あたり「25キロカロリー」
に相当すると言われている(鼻水をそれだけ出すのは大変そうだが・・・)。
くしゃみをして鼻をかんで、そしてたくさん“チーン”と大量に鼻水を出していけば、かなりの量のカロリーが燃焼するというわけである。今後、くしゃみダイエットという人騒がせなダイエットが流行るかも・・・
ちなみに私の場合は、調子が良いときは100回くらいくしゃみが出るので10キロメートルほど走っている計算になる。
スポーツ別「走行距離」を調べてみた
まったくネコとは関係ないのだが、『くしゃみ1回=100メートル走』ついでに、スポーツ別の走行距離も調べてみたのでご紹介させて頂く。
- 野球 約0.7km
プレー中に走る距離よりも、攻守交代でベンチと守備位置の間を移動する距離の方が長いことから、ほとんど走っていないことが分かる。攻撃の時はベンチで座って休めるし、守備のときも走っていない時間がほとんどだ。イチローのように「よく打つ選手」ほど走行距離は長くなる。1試合での体力の消耗が少ないので、年間あれだけ多くの試合をこなすことができるのだと思う。
- テニス 約2.5~4km(5セットの場合)
テニスの走行距離は1セットで700m前後と言われている。5セットマッチでフルセットを戦うと、多い時は4kmを超える距離を走ることもあるようだ。但し、試合時間が決まっている競技と違い、一方的な試合になるとゲーム数が少なくなるので、1セットで500mを下回ることもあるとのこと。
ラリーが長くなると無酸素運動が多くなるので、走行距離が長くなるだけでなく疲労も無限大に。クレーコートはラリーが長くなり、芝のコートはラリーが短いというように、コートサーフェスによって走行距離も変わるだ。
*クレーコート・・・表面を粘土や赤土などでつくるテニスコート。四大大会では全仏オープンで用いられる。
- サッカー 約11km
ポジションによって走行距離が変わり、おそらく、ミッドフィルダーが最も長く走っている。中には、走行距離が15kmを超える選手もいるようだ。
私も小学生から大学までず~~っとサッカーをしており、ポジションはミッドフィルダーだったがブリブリにサボっていたので恐らく10キロほどだっただろうと思う。今覚えば、確かにくしゃみ100回はサッカー1試合分に相当するかもしれない。本当に辛かった・・・。
同じ距離を走っても、ディフェンスなど、相手に合わせて走ることが多いと余計に辛かったように感じる。全速力ばかりではなく、ジョギングくらいの速さで走っている時のほうが長く、プレー中でも無酸素運動よりも有酸素運動をしている時間の方が長い印象がある。
- フットサル 約6km
サッカーと比べてコートが小さく(縦は5分の2、横は3分の1)、時間も20分ハーフ(但しプレーイング時間なので、プレーが止まると時間も止まる)なので、サッカーよりも走行距離がかなり短くなっている。私はフットサルもやっていたが、サッカーよりも辛かった印象がある。それは私のサッカー人生全盛期ではなかった事もあるとは思うが・・・。
コートも狭く、人数も少なく攻守の切り替えが早いためダッシュの連続になる。サッカーよりも無酸素運動の割合が高くなる為、当然同じ時間サッカーを行った場合よりも疲労は大きくなるということだ。
何度でも選手交代でき、交代して休むことができるから、どうにか最後までプレーできたのを思い出す。
- ラグビー 約6km
サッカーと同じくらいの広さのグランドで試合をするが、走行距離は約半分と短くなっている。サッカーよりも様々な場面でプレーの流れが止まることと、パスを前方に出せないという「ハンター×ハンター」ばりの「制約×誓約」が影響していると考える 。ちなみにトップクラスのタックルは軽自動車とぶつかるくらいの衝撃があるようだ。
くしゃみについてまとめ
くしゃみ自体は、腹部や背筋を突発的に緊張させる運動のため、下記リスクがあるので注意したほうが良い。
- 腰を痛める
- ぎっくり腰の原因
特に骨粗鬆で骨が弱っている人はくしゃみをするだけで骨折したり、また骨折中の人は幹部にさらなるダメージをおってしまうこともあるので要注意。なので健康な人とはいえ、くしゃみのしすぎには十分注意したほうが無難だ。
くしゃみが出そうな時には、椅子やテーブルなど何かにつかまったり、座り込んで身体をなるべく固定すれば身体への負担は減る。
さておき、ネコアレルギーや花粉症でくしゃみをしたり、鼻水が止まらなくなって苦しい体験をしているという人は、「これはダイエットになっているんだ!」と思ってみるのも一つの手かもしれない。
ダラダラと前置きがものすごく長くなってしまいました。
次回は愛猫サイベリアン「ちんぺー」との出会いをご紹介します。