僕とサイベリアン① ~ネコアレルギーの僕がネコを飼いました~

僕がネコをキライな理由
僕の嫁はネコが「超好き」だ。
でも僕は「極度のネコアレルギー」、そしてネコは苦手である。
断然の「犬」派だ。
まずはあの「性格」
自分勝手でわがまま。いわゆる「ツンデレ」って奴。
呼んでも来ないのは当たり前。
名前がわからないのか?
次にあの「目」
時に出てくる爬虫類のような縦長の目。
見れば見るほど「ぞくっ」とする・・・
次に鬼のような「瞬発力」
いきなり走る。飛ぶ。引っかく。
その瞬発力はハンパない。大迫もびっくりである。
「舌」のザラザラ
あの「ザラザラ感」は何なのか。あれは舌ではない。
あれで舐められると「サンドペーパーで研磨されている気分」になる。
その分、「犬」はかわいい。愛おしい。
- 名を「呼べば近くに来る」。
- 帰ってきたら「お迎え」にくる。
- 何よりも「従順」である。
僕の家ではずーっと「犬」を飼っていた。
僕のネコアレルギー症状
僕の第六感が「ネコを感じる」と、
まず「鼻のムズムズ」が始まる。
そして鼻から、「さらさらのお水」が流れ出す。
次に「鼻が詰まって」、「くしゃみ」がとまらなくなる。
超ド級のくしゃみが100連発だ。
僕の「実家の老犬」は、それを合図に「パニック」になる。
周りにオシッコを垂れ流す。
そんな「ド級のくしゃみ」が100回続くのだから、私の体も大変だった。
次に「目が恐ろしくかゆくなり」、ボッコボコに腫れる。
それはもうボッコボコに腫れる。
かの有名な謎の生き物「ガチャピン」のように・・・。
僕「ネコアレルギー」かも!?
発覚したのは十数年前。ある人の家に行くと、決まってあの症状が・・・。
「鼻声&くしゃみ」のパレードが始まる。
こんなやり取りが何回か続いていた。
その家はキレイで、ホコリはほとんどなし。
むしろ自分の家のほうがホコリが多いので、掃除(ホコリ)のせいではないことは明白だった。
原因はなんだろうと考えていたところ
影からキレイな毛並みの「老ネコ」が登場。
嫁に聞くと、その家は以前からネコを飼っていたという話。
ほとんど家におらず「流浪ネコ」と化している
誰からも愛される「人懐っこい老ネコ」。
僕はネコが嫌いだった。
だから、ほとんど触ったことはない。
しかし、この「老ネコ」は私の方に向かってくる。
なぜか、私にカラダを当ててくる。
なんともいえない「かわゆさ」。
ネコの概念を根底から覆された瞬間だった。
間髪入れずに、家主からの衝撃の一言
そういえば、思い当たる節はあった。
子供の頃、「友人宅」へ行った時も、決まってこの症状が出ていた。
「家のホコリだろう」と気にかけていなかったが、
たった今、この一言により「確信」に変わった。
「ネ・コ・ア・レ・ル・ギ・ー」
嫁は絶望した。
ー続くー