サイベリアンの大きさは?被毛はどんなんかな〜!?

ネコのサイベリアン!大きさや体重は?
サイベリアンは「大型のネコ」です。
ボディは「ロング・アンド・サブスタンシャル」(長く、がっしりした大型のボディタイプ)で、
屈強な筋肉を持ちます。
筋肉が発達していて、骨格がしっかりしていることに加え、
厚いダブルコート(稀にトリプルコート)がそのシルエットを大きくしています。
- オス:7.5~12kg
- メス:6.5~10kg
サイベリアンの体重はオスが7.5~12kg、メスが6.5~10kgほどで、
中〜大型ネコに分類されています。
体の大きさからは想像できないほど身のこなしが軽く、
高いジャンプ力を誇ります。
活発なのでその分食事の量も多くなります。
サイベリアンは肥満に注意?
食事量が多いため運動量が不足するとすぐに太ってしまいます。
足で体重を支えられなくなると「捻挫」や「関節炎」の発症率があがり、
足を痛めてしまうこともあります。
足を痛めるとますます運動しなくなり、
さらに太るという悪循環に陥ってしまいます。
一朝一夕に改善することは難しいですが、
- 毎日運動できる環境を整えてあげること
- 摂取カロリーに気を配ったフードを与えること
これらが大切です。
ぜひ自分のサイベリアンに合うキャットフードを見つけてあげてください。
サイベリアンの毛色は?
サイベリアンは
- 「ソリッドカラー」根本から毛先まで単一の色
- 「タビー」体毛に表される縞模様の事。虎柄とも言われる。
- 「バイカラー」英語で「2色を持つ」という意味の言葉
などいろいろな毛色が存在します。
しかし、公認される毛色は団体によって違うようです。
主流の色は「ブラウンマッカレルタビー」です。
ブラウンマッカレルタビーとは、
キジトラの被毛の一部に白斑が生じている毛色です。
そのほかにも様々な色が認められており、
- 「ポインテッド」
- 「ホワイト」
- 「クリーム」
- 「レッド」
- 「ブルー」
- 「シナモン」
など様々な種類があり、
制限なく多くの色とパターンが認められているので、
個体によって外見が全く違うこともあります。
サイベリアン、被毛の特徴は?
被毛色の特徴
- 種類:ダブルコート、トリプルコート
- 毛色:多様
サイベリアンの被毛は寒さから身を守るために発達しています。
被毛の種類は珍しい「トリプルコート」で、
密度が高く分厚いです。
「ガードヘア」とよばれる被毛が外側に生えており、
脂でコーティングされていて水を弾くようになっています。
全身が長い毛に覆われており、
しっぽまでふさふさです。
首の周りにはライオンのたてがみのような毛が生えています。
毛量は年を経るごとに増え、
ネコの中でもダントツに多いとされていますが、
手触りには個体差があります。
サイベリアンの被毛の注意点は?
毛が長いことから「毛球病」に気をつけてください。
毛づくろいをした際に「飲み込んだ被毛が胃に溜まってしまう病気」で、
毛玉が大きくなりすぎると「手術で取り出す」ことになります。
日々ブラッシングを欠かさずに行うことで抜け毛を処理してあげることが、
毛球症を未然に防ぐために大切なことです。
体調が悪いと抜け毛が増えて、
毛球症にかかるリスクもあがります。
日々の体調管理もしっかりしてあげてください。
サイベリアンの被毛はロシアの厳しい寒さに適応している?
サイベリアンは、その名の通り
ロシアのシベリア地方で自然発生したネコだといわれています。
約1000年前から土着のネコ(その土地に古くから住み着いているネコ)として存在していたようですが、
そのルーツは記録がなくはっきりしていません。
一見してわかるように、
サイベリアンは体全体が分厚い被毛で覆われており、
シベリアの厳しい寒さから身を守るために発達したと考えられます。
実は、日本とも縁のあるネコです。
2013年、ロシアのプーチン大統領から秋田県知事にサイベリアンが寄贈されました。
これは、 東日本大震災の復興支援に対するお礼として、
秋田県知事がプレゼントした秋田犬の御礼として贈られたものです。
日本でもニュースとなり、
ロシア語で平和を意味する「ミール」と名付けられ、
大切に飼われています。
まとめ
サイベリアンの大きさや毛色などの特徴、まとめてみました。
上記からもわかるように 、
他のネコの種類と同じように、
いやそれ以上にサイベリアンは魅力的です。
サイベリアンと同居して一番感じた事は、
サイベリアンは「運動神経が素晴らしい」ということでした。
ネコは「こたつで丸くなっているもの」だと思っていましたので、
ネコの種類によりこのように違うのにはびっくりしました。
大きく、そしてふわふわのサイベリアンですが、
我が子に関しては、毛も抜けにくいように感じます。
皆様も、どうぞ愛ネコとの日々を
今以上に大切にお過ごしください。